2016年11月03日

ボウリング・フォー・コロンバイン』

アメリカ政府のブラックリストにも名を連ねるマイケル・ムーア監督が突撃取材と膨大な情報をベースに、意図的な編集で銃社会アメリカを大いに皮肉ったこの作品. 先日発生したアメリカ史上最悪の銃乱射事件でも一部取り上げられていましたが、今後も銃による事件が起こるたびにこの映画が紹介されるんでしょうね. この映画はドキュメンタリーということもあって、本当に銃社会アメリカが「けったいなもの」であることがよくわかります. 例えば開拓の歴史を持つあの国が恐怖と対峙するために銃を手放さないようになったとか、銀行口座を開くとライフルがプレゼントされるとか・・・. 銀行口座を開いたばかりの人がプレゼントされた銃でいきなり銀行強盗する可能性とか全く考えていないのか、それとも単にアメリカは銃犯罪に取り組む気が少しもないのか、日本人の我々にとっては本当に理解不可能なことが映画を見ていると多々ありましたね. また銃犯罪を犯した者に対する批判もおかしなものばかりでしたね. 例えばマリリン・マンソンはこの映画でのインタビューでコロンバイン高校銃乱射事件の犯人である少年たちに対して「ただ話を聞いてあげたかった」とマトモなことを言っているのにも関わらず、世間はマリリン・マンソンの音楽が悪いとか、フレンチコートがどうとかばかり. じゃあ犯人の少年たちが事件前にしていたボウリングはどうなん? と監督が疑問を投げかけたくなるのも納得してしまいますよ. しかしこの映画の中で一番理解不可能だったのは、全米ライフル協会の会員にも関わらず、当時の協会長チャールトン・ヘストンに銃批判の突撃インタビューをしたり、アカデミー授賞式でも「ブッシュよ、、恥を知れ! 」と叫んだりしていたマイケル・ムーア監督そのものでしたね. サッカースパイクf50 ほんとに彼は不思議な人ですよ. そんなけったいなムーア監督のアポなし突撃取材と膨大な情報のおかげもあって、この映画を見ていると今まで知り得なかったことがたくさん知れましたね. ただ映画後半のカメラをいう武器を使ってのやりすぎな取材はいかがなものかとは思いましたが、こういう映画が作られたのにも関わらず未だに銃乱射事件が跡を絶たないところを考えると、やはりアメリカという国は呪われているくらいに病んでいるのかなと思いましたよ. 日本では武士の魂である日本刀の文化が何百年と続いたのにも関わらず、明治維新後わずか100年足らずで消えうせたのですから、国家の歴史が浅いアメリカの銃文化などは努力しればすぐに消えうせるような気がするんですけどね・・・. それでも消えない銃の悲劇. conlandgoldta こういう事件が起こるたびにアメリカには行きたくないと思いますよ・・・. 深夜らじお@の映画館 は銃社会が怖いです.
posted by KuramochiYuki at 20:44| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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